6年半の妊活日記③
前回の続きです。
そこから2ヶ月程が経ち…。
実は4月から生理は再開しているとのことで、7月で4回目の生理が来る頃でした。
この間も毎日思い出しては泣き、辛いけど仕事復帰し、食事はあまり摂れない。そんな日々が続いていました。
まだしばらく妊活は再開するものではないと思っていたのですが、それでもやっぱり早く欲しいというのが先行していたので、7月から再開することになりました。
卵は2個残っていたけど、何となく採卵をすることに。
前回の採卵と同様に、連日注射して採卵。結果3個採れたけど育たず。
ショックは重なり、何をやってもうまくいかないんじゃないかという不安と、妊娠が夢のまた夢のように感じる。
もう凍結してある卵を戻すでいいんじゃないかと話しては見たものの、どうしても今ある卵を戻すのが不安。
もう1回採卵してみて、考えてみることにしました。
8月、今回は注射をゴナールからゴナピュールに変えて刺激、前回よりも注射の日数は増え、採れた卵は7個。
順調に育ったかと思いきや、胚盤胞手前でストップしてしまいました。
2回連続で何も残らないことってあるんだろうかと心底不思議でした。
以前も採卵結果は悪くなかったですが、とにかく凍結できないのが悩みでした。
この2回の採卵もそうで、うまくいかない。正直このまま採卵を続けるのは怖いというか、方法が合っていないのかもしれない。次というよりは、やはり今ある卵を移植することを…と思っていたら、患者さま側から、やっぱり今ある卵を移植しようと思う、と。
9月、とりあえず残っている卵を移植。これはhCG:0
10月が最後の移植。だめならそこから考えるとして移植に踏み切る。
数値は低いながらも陽性判定。
6月からなんだかんだ走り続けて、ようやくここまで来れたけど、どうにも不安でたまらなったと思います。
出生前診断は前回同様せず、今日の今日まで特には問題がなく育っています。
この前最後にお会いした後、お手紙が届きました。
一文に…
不安は産まれるまで続くし、きっとそのあとも続くと思います。
本当にそうですね。
ずーっと、不安。産んでも不安。
でも諦めずにここまでこれて、赤ちゃんも元気に育ってくれて、それだけでと思うんだけど。
患者さんも赤ちゃんも、笑顔で会える日が来ることを祈りたいと思います。
色々ひっくるめて…
やっぱり不妊治療は辛い。
その先の未来が確約されていても辛い。
元気に産まれてきてくれることだけを願って。