6年半の妊活日記②

前回の続きです。

 

翌年、仕事が慌ただしくなかなか移植ができませんでしたが3月に移植も陰性。

卵の数もだんだん少なくなってきたので、不安と焦りが出つつ…

あと2個でうまくいくか、また採卵しないといけない。とりあえず卵が0になるまではやろう進めていきました。

 

不安な中5月に移植…ようやく陽性が出ました。

ようやくのことで本当に嬉しく、ここから順調に育ってくれるだろうと思っていました。

 

無事に妊娠初期を過ぎ、安定期を迎え順調に育っていってくれました。

初期の不安な時期を過ぎて、これからいろいろ準備したり楽しいことを考えながらの生活でしたが、

7ヶ月くらい経った頃でしょうか。

このタイミングで見つかったのが、脳の部分が大きい。

ただ赤ちゃんの体重は増えているし、成長もしている。特に問題がなく今まで進んでいたので、ここに来てまさかというところでした。分娩予定だった分院から本院へ転院し、そこで精密検査をされました。

それでも元気に赤ちゃんは育っていったので、そのまま様子を見る方向で進めました。

 

予定日のちょうど1か月前あたりの2月、2300gほどで産まれた元気な男の子でした。

元気は元気だったけど、長くは持たないだろうという判断で、毎日通院し母乳をあげたり、家族みんなで一緒に過ごしてみたり、病院だけど幸せに過ごしていたことかと思います。

そして、4月。どんどん母乳も飲めなくなり、元気がなくなり…亡くなってしまいました。

あんなに元気だったのに、今も元気な姿はよく覚えています。

 

そこからしばらくお休みしている間も連絡は取り合い、全然ご飯を食べられないことや、夜中全く眠れずに泣いたこと、ご主人が心配で仕事を休んでくれたことや、もうすぐ仕事復帰しないといけないことなど…。色々話しました。

時間が過ぎることでしか解決されないし、当たり前だけど次の妊活に進むことは難しい。他のカウンセラーの方にもお願いしつつ、まずは日常生活が送れるように体力を取り戻すことを目標に5月から鍼も再開されました。

 

続きはまた次回に。

 

着床前診断にしても、出生前診断にしても、やっておけばよかったなと思ったんです。

まだ30代前半だしやらなくてもいいと思ったのですが、やっぱりやっておいた方が良かったのかなと。

でも患者さまに言われたのが、

”私は別に障害があるなしに関わらず、産まれて来てくれた子は大切に育てたいんです”と。

 

出生前診断の結果によっては、ご家族の判断になります。

ご家族それぞれの決断なので、それはどうあれ応援していくのですが…

最近これも色々問題がありますね。。あまり公で言うことではないですが、何のために検査を受けるのか、カウンセリングや説明なしに受けると混乱される患者さまが多いものです。

脱線しましたが…

きっと次も検査はせず、妊娠したら責任を持って育てることに一点の曇りもない患者さまの言葉が、強く刺さりました。

こんなに辛い思いをしたのに、産まれてきてくれてありがとうという気持ちが一番と仰っていたこと。

本当に幸せになってほしいと、心から思ったちょうど1年前くらいのお話です。

いつかは…

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