4年間の不妊治療を共にして

自分の妊娠出産より記憶に残りそうな数日でした。

※妊娠の内容なのであまり読みたくない方はお控えください。

 

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出会いはもう4年前程。

当時40歳手前で、結婚と同時に妊活をスタートされました。

鍼灸に通う前に自己流でタイミングをとっていたものの、なかなか授からず何からスタートしていいものやら分からずいらっしゃったのが初診の時です。

近くの産婦人科で血液検査をするも、当時のAMHを忘れましたが年齢よりはお若いもので状況的に悪くはありませんでした。ただ年齢的に人工授精くらいにはステップアップを勧められたのもあり、まずは人工授精をトライされました。

鍼灸でのアプローチは、とにかくデスクワークオンリーの生活で首や肩のこりは相当酷く、とにかく緊張しやすい性格で当時から心拍数の変動は激しかったなぁ、という記憶です。今もすぐ上がりやすいので、緊張しやすい性格が赤ちゃんに移っていないかが気がかりです。。

1回目。hCGの注射を初めて体験。痛くて驚いたとの感想でした。

2回目の人工授精で無事に陽性。特に問題ないだけあってうまくいったと思いました。

ちょうどその時、ハネムーンの時期と重なっていましたが先生から9週も過ぎてたので大丈夫と言われていたのもありそのままラスベガスへ飛んでいきました。

体調が悪く、あまり旅行は楽しめなかったようですが行けてよかったなと思っていました。今思えばあれはつわりだったんだと思います。

帰ってきてからクリニックへ行くと、もう赤ちゃんの心拍は止まっていました。

 

 

 

流産があるとも、飛行機乗ることも、体外受精も知らず、このまま出産まで行ければいいのにと思ったのですが、人生そんなに甘くはないのか。あっさり進ませてくれませんでした。

そして、流産の手術をした後しばらくお休みされました。気持ちの落胆はありましたがそれも徐々に落ちつき次に進むようになりました。

同じクリニック人工授精をさらに2回するも不成功。当時診ていた別の患者さまが人工授精でうまくいかれた方がいて、そこの先生がとても丁寧に診てくださるとお話を伺っていただので一度そちらで治療を受けてみるのもいいかもとお話し、そちらへ行かれました。

今思えばこれも転機でした。

転院先のその先生に診て頂けて見つかったのは、子宮内のひどい癒着でした。つまり、この状態で妊娠することは不可能ということ。それだけ聞いた患者さまは、頭真っ白になったんでしょう。そのまま私のとこへいらして、1時間はお話しました。。(一緒に泣くしかなかったこの日。なのに予約埋まりまくりで記憶が曖昧…)

癒着をとる手術をしなければいけないので、まずは手術の日取りを決めて入院、手術されました。

その後、子宮内はきれいになったことを確認し、人工授精を再開。結局2回するも不成功に終わり、いよいよ体外受精に踏み切る決意に至りました。

 

4年の月日をあっさり書けるはずもないですよね…。ここからがまた長いので、次回続きを書きます。

 

ここでポイントとしては、子宮内癒着の問題。

子宮鏡検査をすることによって発見されたわけですが、元々通っていたクリニックではその検査はしていなかったので転院がきっかけで分かったようなものです。婦人科や産婦人科だと、タイミング法・人工授精はしていても不妊治療の検査をそこまで詳細にはやっていないところも多いです。専門的なクリニックに行くことで、分かるものもありますので、なかなか妊娠に至らない場合は専門性の高いクリニックに行かれることをお勧めします。

他にも、タイミング法・人工授精とステップアップするのもなかなか踏み切りが難しいところでもあるかと思います。この患者さまは年齢的な部分と時間との問題で進まれましたが、一人目が自然妊娠・二人目がなかなか授からない方だとクリニックに行くことに抵抗がある方も多いです。自然でできたし…となかなか踏み切れない。きっかけは難しいけど、なぜ妊娠しないんだろうというところは引っかかっている部分かと思います。

人工授精でうまく行く場合もあるし、どこでステップアップするかは難しいところですが、やはり年齢的な部分と、人工授精を4回以上やって陰性であれば進んでもよいかもしれません。

手遅れになる前に、早めに受診されることをお勧めします。

 

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