妊娠の、その先の幸せを追い求める

今日はちょっとお話を。

 

多くの患者さまに出会って、たくさんお悩みを聞き、たくさん涙を流すこともあったり、

妊娠できて実際出産に至った方もいれば、妊活を終える決断もされる方もいたり。

いろんな悩みの度にご相談に乗って力のなさを感じることも多かった(という私の反省)。

 

人生いろいろだし、仕方のないこともたくさんあります。

その度に傷つくことも、時には傷つけることもあります。

 

私はたまたまこの鍼灸師になって、たまたまここにいます。

時にもどかしく、向き合い方が大変な職業であるけど興味深く面白いものでもあります。

鍼を刺す、お灸を据える。

そういう仕事ですが、それはそこまで重要ではないんです。

 

いらしたときの姿を見る

第一声を聴く

後ろ姿を見る

実際に脈を視る

 

まずこの時点で何らか変化のある方もいます。

 

こないだと違うな。

何かあったのかも。

 

そういう風に人を見るようになってから、

今まで気づかなかったことが見えてくるようになりました。

正確に言うと、今まで気に留めなかったことに対し興味が惹かれるようになったのかな。

そうすると、その人の本質が、悩みが、辛いさが分かることが増えた。たまに辛いこともあるけど、

見ることで救えるものもあるから、だからやっぱりこの仕事は面白い。

 

お一人お一人の今の状況を伺い、

今までの状況も聞き、これからのこともお話する。

妊娠ってどうしても女性主体で進むからそちらからしか話を聞かないこともあるけど、

ご主人さまともお話することもあるし、お母さまとお話することもある。

 

簡単に妊活と言っても、その状況は人それぞれ。

時に家族全体を巻き込むこともあります。

いかなる状況になっても対応できる場所でありたいと、患者さまのお悩みを伺ってきてより強くなってきました。

 

妊娠したら、出産して。

産まれたら、育児がスタートし、子どもの人生もそこからスタート。

自分自身のあり方を考えることも多くなります。

 

鍼灸師として、でももっと広く分野を広げて皆さんのサポートをしていきたい。

ここから新しくスタートを切っていきたいと思います。

 

ここから何年かかるか分からないプロジェクトを、今はとにかく一人で作っていこうと思います。

 

全ての女性が、やりたいことを叶え、幸せになれる世の中を!

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