漢方薬の効果を出すために

不妊治療の薬以外のもので何か飲んでますか?という質問。

例えば、

・葉酸(妊娠初期に必須。妊活中から飲みましょう。)

・ビタミンD

(卵胞を育てる上で必須、とりあえず日光にあたることで生成されます。朝日を浴びましょう。)

 

…卵酢とか、ハブ酒とか、ミトコンドリアとか…色々飲まれている方がいます。

 

あとは亜鉛や、マルチビタミン的なものであったり、漢方薬であったり。

色々皆さん、妊娠すべく飲まれています。

 

ここでは、少し簡単に(かなり簡単に)漢方薬についてお話ししたいと思います。

 

漢方も、漢方薬として有名な製薬会社から出ているものからドラッグストアで販売しているもの、

生薬ごとにその方に合わせて調合しているものだったり、その処方においても様々です。

 

漢方薬も鍼灸も、”東洋医学”をベースとして考えられているので併用されること自体は相乗効果も狙えるので効果的ではあります。

ですが!明らかに合ってない方がいらっしゃるのも事実です。

 

漢方薬は、

・症状

・既往歴

・日常生活の過ごし方

など。

 

そこから

・体質

・ウィークポイント

を導き出し、その方にあった処方をしていくものです。

 

鍼灸とほぼ同じ方法です。

 

当院に来院されていらっしゃる方は、やはり”妊娠したい”。

これを症状として、漢方薬を求めに行かれるためか合っている方は良いのですが、

どうもその方に合っていない…?と感じることがあります。

 

よくあるお話としては、冷えていないのに温めるものが含まれているものを飲み、

結果、ほてりやのぼせが出る。

これ、温まっている訳ではなく余分な熱が体内に充満し

(お風呂を想像してみてください。湯船にお湯をはったあと、しばらくすると上の方は温かいけど下は冷たい水になる現象です。)

どこにも逃げられなくなった熱は、頭の方へのぼり、顔がほてる…というメカニズムです。

 

余分なものが入ってしまうと、本来の状態に戻すことを優先するあまり体質改善が後回しになることもあり得ます。

ですのでこれから行かれる方は、

“ご自身の体調”

これについてを詳細にお伝えすることでよりその方に合った漢方薬を処方いただけるかと思います。

 

妊娠したいことはその後お話していただき、

とにかく、ご自身の体調についてを話してみてください。

 

それが一番、”本来の体質改善”になるので意味がある、繋がるかと思います。

 

当サロンでも、何件か漢方薬処方される病院をご紹介しております。ご相談されたい方は仰ってください。

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