hCGの低さとP4値の低さ

プロ判定日hCGがそもそも低かった。

それでも出産までいけている人もいるし、そのまま流産になる人もいる。

数値だけで判断はつかないが、今回の患者さまは・・・

 

3日目胚 判定日4w0d β−hCG:80

このくらいあれば大丈夫とかは、先生からも仰ってはなかったのですが、やはり低いは低い。

100は越えてて欲しかったようにも思いますが、まぁこの時点ではなんとも言えない。

 

以前本当に低いところからの大逆転もありました。

①hCG:7(3w5d時点)

②hCG:14(3w5d時点)

③hCG:45 (4w0d時点)

覚えている限りではこんな感じで、低いけど、出産には至りました。母子ともに健康です。

 

②の方は37歳でした。

結局最後の最後まで数値が低い、そして成長が遅い。

出産時は2500g、ちょっと小さいけど今3歳で立派に成長しています。

 

①の方は42歳。

不妊治療のクリニックがなかなか卒業できず、産科の妊婦健診と並行して通院されていました。

安定期迎える頃には、氷筍ど真ん中だったのでそこからは順調に出産されました。

 

③の方は40歳。

うまく行く気がしないとドライにお話しされていました。

この方、計20回は移植していたのに初めて着床したのがこの時でした。今思えば色んな検査があったのでトライできたら結果も異なるだろうにと思っていました。あれももう4年前くらいなので、今ほどできる検査もありませんでした。

 

3人3様。

皆さん5w付近では胎嚢確認ができず、6w付近で確認。その後心拍確認も、7w近くでした。

はじめの患者さまはこれから心拍確認ですが、5w6dの時点で胎嚢が確認できました。ここからいくと、6wあたりにならないと心拍の確認は難しいのかもしれません。

あとは、問題なかったP4の値。

転院する前のクリニックでは詳細にホルモン値を測ることはなかったので今回のクリニックで検査してみて初めて分かったことですが、やはり移植後ホルモン値が不安定になる方がいます。薬を入れれば解決できる・・・と簡単には言えませんが、細かくホルモン値を診ていただけたことで薬の補充ができ、流産を免れることもあり得ます。

勿論、そういうことが理由ではない流産もたくさんありますが、こういうパターンもあります。

 

hCGがちゃんと上がるかは重要ですが、胎嚢や心拍が確認できる方が需要です。数値は大事なんですが、あまりそこに縛られるのもよくないです。個人差があるので、12週あたりまでは波があるなというのが印象です。

あまり気にしすぎず過ごすこと。

あとは、あまり心配しすぎるのも返って体調不良を起こします。心配しすぎて気持ち悪い・・・とか。

数値が低くてもうまくいく可能性を信じて。

 

着床したら、手首と足首は冷やさないのがお勧めです。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

不妊治療

次の記事

流産確定か継続か