ようやくつかんだ夢 5
その後、出血は長引き結局は手術を受けることになりました。
その年の年末だったので、ここは良い機会と思ってのんびり過ごすことを提案しました。
何度思い返しても同じことを書いてしまいますが、もう次こそはうまくいくだろうと思っていました。
当初はそう思わなかったけど、もっと何かできたのかと思ってもやっぱりあの時の判断にしかならないのかと同じ考えに至ってしまいます。
カウンセリングをして話したことは、仕事が忙しいながらも食事は自炊にされていて外食は少なかったし、
睡眠時間が特に短いこともなかったです。
ただ首肩のこりが強かったので、ヨガやストレッチを一緒に練習してみました。
冷えに悩まされていた部分もあったので、ご自宅でお灸をやっていただいたりもしました。
週に1度鍼灸を受けていただいて、いろんな話をしました。
ご家族のことや旦那さまのこと、趣味で昔はゴルフをやっていたことや絵画に興味があることなど、
本当にいろんな話をしてきました。
色々話を聞いて思ったのが、好きなことをすべてやめてしまったことに本人もあまり気づいていなかったようです。
何か好きなことを再開するなり、興味を持つことにトライすることを前向きに考えていただきました。
次の生理が来たらまた移植をするけれども、それまでに妊活を少し忘れられるようなことをできたら何か変わるんじゃないかと思ったのです。
(その時の趣味が、今も続いていらっしゃるので良かったかな・・・)
少しでも気持ちの持ち方や持っていき方が変わることを願って、いざ次周期へ。
初期胚は残っていたものの、最後の初期胚と胚盤胞の2段階移植。
結果は、hCGが10未満で化学流産でした。
なんとなく時間がかかるのかもしれないと思った、そんな時でした。
続きはまた次回に。