ようやくつかんだ夢 7
7個あった卵は、1個凍結に至りました。
そこからなんとなく気になっていた「不育症」ですが、まず今回移植してみた結果で考えることにしました。
3日目 8分割 グレード1
今回もうまく着床してくれました。
あとは継続してくれればと願うばかりでした。
5週で胎嚢は確認され、6週で心拍も確認できました。
その後、7週にまでたどり着きました。
今までのことを考えると一番長く続いたので、もう大丈夫かなと思っていました。
8週、心拍は止まっていました。
今回はうまくいく気がしていたので、ショックはかなり大きいものでした。
ちょうど年末だったこともあり、流産の手術を受けるかどうかあまり悩む時間もなかったけど取り急ぎ手術に踏み切りました。
またしばらく休まなければいけないこの数ヶ月。
(流産すると次の再開まで数ヶ月空けないといけない、クリニックによる)
ここで気になったことを全て検査をする方向で考えました。
まずは、不育症。
特に大きな問題はなかったですが、抗核抗体の項目にやや引っかかっているものがありました。
免疫系の検査も大きな問題はなかった。
子宮内膜炎など、着床に際しての問題も見受けられなかった。
ポリープが見つかったのは今回の移植前だったので、その時に切除した。
なんとなく想像していたことですが、特に問題はなかったというのが答えでした。
また治療を再開する頃。
一つ大きな問題が見つかりました。
心の問題。
採卵はまだいいとして、移植に対しての恐怖心が作用しているのか動悸が激しくなり、過呼吸になることもありました。
そして夜が全く眠れない日々も増えつつありました。
妊娠したいのに、妊娠したくない。
流産が重なる方に多いですが、移植したらまた流産すると思い込んでしまう。
その恐怖心により心身がどんどん疲弊していったので、これでは妊娠どころではないとストップをかけました。
精神の安定を考えるべく、治療は少しお休みし心のケアをスタートさせた頃でした。
続きはまた次回!