精子の状態を変えるために
昨日判定日、β‐hCG:0
44歳初めての移植はうまくはいかず、そんな気はしていたけどやっぱりショックでしたとお話し。
今回戻したのが、2日目8cellの胚。初期胚なので正直妊娠率は低いかなと事前にお伝えはしましたが、受精卵が子宮にあるという意味ではそれだけでうまくいく方もいますしね。(タイミング法や人工授精では受精しているのかさえも不明ですからね。)
とはいえ沈んでいても、次の周期が目前です。移植して、判定日陰性で、そして生理が来てという流れはかなりのアップダウンですが、気持ちを切り替えないといけません。
年齢要素意外に気になることはほぼなく、ご年齢からするとAMHも高いし、FSHも普通。気になることは、ご主人の精子なんですが…
数値は基準値の下限ギリギリといったところで、前々回ふりかけにしたのですが、4個中3個は受精せず、1個は顕微授精でした。数値がもっと悪くてもふりかけでうまくいく方もいるので、たまたまなのかと思っていましたが。前回もスプリットで行ったものの、やっぱりふりかけは受精しませんでした。
まぁ顕微授精で受精するのでいいのかなとも思うし、とはいえ精子に何らか原因があるとした場合もう少し精密に男性不妊外来に行くべきなのかなとも思いましたがそこはもう少し後で話してみることにしました。
まずはご主人のライフスタイルを改めてもらうこと。
テレワークだからこそ、色々試せるいい機会なのでお勧めしてみました。
まずは体重増加傾向にあることを伺ったので、やせること。ただやせても仕方ないので、筋肉をつけつつ、食事の内容を見直す。どうやら甘いものや麺類が多いようなので、まずはそこから減らしてもらうことに。
このご主人さま、肥満傾向・末端冷え性・軟便というタイプで、東洋医学の話では結構いらっしゃるタイプです。ややこしい話は置いといて、簡単に言うと消化がうまくいってないタイプ。
鍼灸をこれから試してもらうかは分かりませんが、まずはライフスタイルを変えてみてその結果精子の状況が何らか変わるんじゃないかと思って頑張ってみてもらうことにしました。
こんなことせずに男性不妊のクリニックにさっさと行っていただきたい気持ちもなくはないのですが、ライフスタイルで精子の状況が変わる方もいるのは確かです。誘惑が多い世の中ですが、今は家にいることが多いため集中して何かに取り組みには絶好の機会です。
明日からLINEで生活状況を連絡していただくので、内容が楽しみです。
これも妊娠のため!
妊娠できるよう、ご主人も頑張れ!という思いで見守っていきたいと思います。