鍼灸的夏の乗り切り方
群馬では40度を超えたようで大変な暑さですね。
危険な暑さなので、あまり無理はせずに過ごしていただければと思います。
海にも行けない昨今…
長雨が続いてからのこの季節。
梅雨時期の雨や湿気が今ではすでに懐かしいですが・・・
体内にこれでもかと水分を含むことで、今年は様々な症状が出た方が多いです。
むくみがわかりやすいところですが、他にも皮膚への症状も目立ちました。
湿気(水分)が溜まることで排出されない水分は、そこに居座っていろんな悪さをします。
体内に除湿剤があればよいのですがそんなアイテムはありません。
運動する、もしくは水分を摂ることでしか体内の湿気を回すことは難しく、早く夏になれば体内も乾くのになぁと思っていましたが・・・
これはいくらなんでも暑い。
一気に暑くなったことで体内の水分は蒸発する方もいますが、一方で蒸発しきって水分が足りなくなっている方もいます。その状態で不妊治療の薬を飲んでいると体内はかなり重みが増し停滞しやすくなり、むくみがひどくなり、体重増加に繋がったりします。
水分摂取は勿論のこと、ミネラルも摂取していただくことが体内の水分バランスを整えることになります。
こんな状態だと、根本的に自律神経が乱れてしまいます。
自律神経は、交感神経・副交感神経から成り立っています。内臓も、心臓も体を動かすための指示する役割が自律神経です。
鍼灸には、自律神経を整えることができます。これが1番鍼灸の得意なもので、自律神経のバランスを整えることで内臓の働きを活発にし、女性ホルモンを適切に出すことが出来ます。
今の日本は寒暖差に湿気・暑さが厳しいことで体にいろんな影響が出ます。
何か一つやれば解決できるかというと、今のこの気候と共存することは難しいです。
鍼灸では根本の土台を調整すること。妊娠もですが、生きていく為には非常に大事な部分です。
この暑い夏を乗り切れるよう、自律神経を整えましょう。