女性ホルモンのいろいろ
さて。
続いては血液検査です。
基本的には「女性ホルモン」を検査していきます。
主な項目はこちら
FSH(卵胞刺激ホルモン)
E2・エストラジオール(卵胞ホルモン)
LH(黄体形成ホルモン)
P4・プロゲステロン(黄体ホルモン)
〇FSH(卵胞刺激ホルモン)
文字通り。卵を育てるホルモンです。
基本的には生理が始まってから排卵までに重要なホルモンです。
〇E2・エストラジオール(卵胞ホルモン)
これは育った卵胞から放たれているホルモンです。
このホルモンの数値によって卵胞の成長度合いを予測することができます。
このホルモンは、子宮内膜を厚くさせたりおりものを増やす役割もあります。
〇LH(黄体形成ホルモン)
これは排卵を促すホルモンです。排卵検査薬はこのホルモンに反応しています。
このホルモンの数値が上がってくればそろそろ排卵の合図です。
〇P4・プロゲステロン(黄体ホルモン)
いわゆる高温期に出るホルモンです。
排卵した後の卵胞は黄体というものに変わり、このホルモンを出します。
体温を上げたり、子宮内膜を妊娠しやすい状態にするのがこのホルモンの役割です。
この続きはまた次回に!