自然から刺激へ、再度自然へ転院②
前回の続きです。
刺激系のクリニックで継続することはやっぱり難しい。でもまた以前のクリニックに戻ることも気が進まず…。
都内には自然系のクリニックもいくつかあります。
以前のクリニックでうまくいかない記憶があってどうしても戻る気がしない。採卵方法自体には特に変わらないけど、さらに胚盤胞に重点を置いた自然系のクリニックに転院することにしました。
色々悩んだり、前のクリニックに戻るか、今のところに留まるかを考えていたのもあり実際に治療を再開したのは3か月後でした。
もう体も元に戻りつつあるだろうと思いましたが、自然系のクリニックに初診に行かれた際の採血の結果を見て愕然としました。
今まで生理開始時期のFSHは10から13くらい。
AMHも1.8~2.2の間。
採血の結果は、
FSH:38
AMH:0.2
初診時の先生の話では、あまりいい状況ではないから早めに始めた方がいいとのこと。
この時初めて閉経の言葉が先生からたことで、一気に不安と焦りが出てきてしまいました。
もう治療をすること自体も諦めないといけないのか、気持ちがどんどん落ちていきました。
先生から言われた内容でもう一つ気になったことが。
刺激をすると、AMHはかなり落ちる。
最悪の場合、卵胞が出てこなくなる可能性もあるとのこと。
薬は自然系なので少ないのでそこから3周期、採卵するために臨みました。
今ままで1度も卵胞が見えないなんてことはなかったけど、今回は卵胞が見えたのは1周期のみで、それも採卵を試みたけど空胞でした。
ついにAMHは0.1を切ることに…。
休んだり、再開してみたり、そのクリニックに転院して10ヶ月ほど経って。
そこで長かった不妊治療を終えました。
賛否両論あるかと思いますが、刺激系に行かなかればもう少し治療を続けられたんじゃないかとか。
AMHが下がって、FSHが上がって、それが刺激したことの対価だったのか。
個々によって状況は異なるかと思いますが、結果がこうだと転院しない方が良かったと。
でもあの時は着床しないことが悩みだったので、結局転院することになったんだと思います。
ご年齢は43歳でした。
今は大好きなワンちゃんと楽しく過ごせていることを祈ります。