モザイク胚の妊娠率
”hCG35まで下がりました。
残念ですが、次に向けて頑張ります。”
7年の思いも、数日でこうなってしまうことに悲しみも大きいけど。
落ち込んでる暇もないというか、もう次のステップに向かわなければいけない状況。
”着床したからとりあえず、良しとする”
まぁ分からなくもないんだけど。。こちらの切り替えが遅く申し訳ない気もしました。
とにもかくにも、立ち止まっている暇はない。生理が来ますからね。
次のスタートを切らねばならない。
基本的にhCGが下がらなければ移植は見送りになります。ある程度下がっていれば移植は可能なので、うまく下がってくれることを期待したいです。
薬もたくさん使ってたし、そこはまた同様に補充していくとして、気になる部分が2点ありました。
①は、間違いなく染色体異常だったんだろうということ。
②は、ヘパリン注射による肝機能数値が上がったこと。
①は、何度も着床前検査をやってきたけど、今回は未検査のものを移植。正直イチかバチかでしたが、今回の結果はクリニックから”染色体は3本あったようだ”とのこと。完全にダメなら着床すらしないでしょう。検査をしていないことに関しては仕方のないことですが、検査していたらどうだったのか…と考えちゃいますね。
とにかく、次はモザイクだけど妊娠する確率は正常胚とそう変わらないもの。着床前診断をした胚盤胞はモザイクばっかりだったのですが、それもまた不思議ですけどね…。モザイクでうまくいった方は、私が今まで診てきた中では複数名いらっしゃいます。逆に、妊娠出産に至らなかった方は一人もいませんでした。皆さん同じクリニックでされているので、クリニックが変われば結果が異なるのかは分かりません。
以前東京から神戸まで通院されていた方も、1年半間髪入れずに採卵し続けた結果、モザイクしかない状況下でドクターも”そろそろ移植にしようか”と提案があり、移植。
確か、採卵すれば必ず胚盤胞になり、移植できている方でした。
15回以上の移植、6年は体外受精をされていらっしゃったので、もう妊娠できないんじゃないかと心のどこかでは常々感じていたかと思います。
モザイクでうまくいき、早産ではあったものの元気に育っているようです。
あれだけうまくいかなかったのに、モザイクとは言え出産に至ったことは驚きでしたが…有名な神戸のクリニック、幸運にも皆さん元気に出産されました。
クリニックが変わると、その結果も変わるのか。(着床前診断の話だけではなく)
②については、産科に移ると指示は変わります。これは私も驚きでしたが…
肝機能の数値に異常が出れば、それは勿論ヘパリンは中止になります。患者さま的には、不育症に引っかかって不安だけども、肝機能に異常が出れば中止…妊娠あ継続できるのか不安になります。
こちらもhCG同様数値が下がらなければ移植には踏み込めません。
生殖医療と産科でのガイドラインが異なることは理解できますが、どちらに従うべきなのか難しいですね。
結局は産科の指示に沿うことになりますが…果たして何が正しいのか分からないものです。
ヘパリンやめても、うまく妊娠継続し出産には至っていましたけどね。
まだまだ分からないことだらけですが…次回の移植に期待したいところです。
次に進まないとなぁ。。