慢性子宮内膜炎の解決を優先に

26週死産からの、第一子出産。

そして、第二子をこの度妊娠されました。
(色々あったのにまた妊娠とは…母は強いですね。)
 
死産後に子宮腺筋症の治療をしたものの、移植周期に入った1週間程で子宮の大きさが戻り、二人で叫んだのを覚えています。
 
ふざけるな、あんなに注射したのに!!
 
 
その後分かったことですが、別のクリニックの先生に診察いただいた時に、あんな注射してもすぐ下に戻るわ…と落胆。半年くらい頑張ったんですけどね…。
 
それまでの経緯を簡潔に。
 
Aクリニック(中~高刺激)
採卵→移植を繰り返す。
採卵→移植→陽性→死産
子宮腺筋症の治療後、移植→陰性
 
Bクリニック(自然周期)
転院。採卵を繰り返すも移植に至らず。
 
Cクリニック(高刺激クリニック)
Aクリニックの凍結胚を輸送。この時、慢性子宮内膜炎の検査→陽性でビブラマイシン服用→再検査クリア
 
Dクリニック(自然周期)
転院。採卵→移植→陽性→無事出産
 
 
今回の移植は、CクリニックにてAクリニックから輸送した凍結胚を2個戻し(胚盤胞)されました。
 
月経が来てしまっては子宮腺筋症が進む可能性もあったので、状況が悪くなる前に治療を進め、産後9ヶ月で移植に至りました。
正直移植も色々あり…(1個戻しがうまく融解が進まず、結局2個目を使うことになった)、患者さまもうまくいく気がしないと仰っていましたが陽性がいただけて本当に良かった?です。
 
というのも、ここからが本番ですからね。。
今回は30週ちょっと、お腹に居てくれればなぁと思います。
 
患者さまと最後に話すのはいつも…
”やっぱり、慢性子宮内膜炎のせいだったよね”と。
最初のAクリニックでの胚達は、本当はうまくいったものかもしれないと思ってなりません。
といってもAクリニックに通われていたころが2015年なので、慢性子宮内膜炎の話って私は地方でそういう検査があるらしいくらいにしか聞いたことがない時でした。
 
他の患者さまも、良好胚を何度戻してもうまくいかなかった経緯のあった方も、やはり検査を受けると慢性子宮内膜炎であることを指摘されていました。
自覚症状がないから、発見するにとても難しいです。。もちろん鍼灸でどうにかすることも、できません。
 
都内はかなり浸透してきましたが、まだまだ検査を受けられないクリニックも多いかと思います。
そして、検査は痛みが伴うとブログに書かれているので躊躇されている方も多いですが、慢性子宮内膜炎さえクリアできていればタイミング法や人工授精でうまくいく場合もあります。
現に第2子は、自然妊娠されている方もいらっしゃいます。
 
検査を受けていない方でなかなか結果に繋がらない方は、一度クリニックで相談してみても良いかと思います。
 
目線を変えて、以前ブログを書いていますのでお読みください↓↓
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