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  • 死と隣り合わせに産まれた命

    鍼灸院の名前を変えた9月1日。

    これはこれで記念日です。

    開業したのは11月13日なので、あと少しで1年かと思うと早いように感じるけど

    毎日毎日考えては書いて考えては書いていたから、今日がいつなのかわからなくなってきていました。

    毎日、決めたことは必ずやること。

    絶対的な習慣は崩さず、ブレないように生きることの難しさを感じながら過ごしてきました。

    何かを成し遂げるために、やり切る気持ちと目的まで走る気持ちが大事なのかなと、思いながら。

     


    さて。

    いいことはいいこととして、全力で喜べることがありました。

     

    どう見ても難しかった患者さま。

    子宮筋腫も複数個、腺筋症もあり、子宮内ポリープもあり。

    器具入れるのにやっとの膣と子宮は、採卵にしても移植にしても医者泣かせでした。

    着床できるだろうスペースを確保するために筋腫を1個取り、移植。

    今まで胚盤胞にもならなかったから、ここで初めて胚盤胞になったことも大きかったのでしょうか。

    転院して1回で妊娠に至ったことは本当に喜ばしかったのは今も覚えています。

     

    それまでも幾度となく筋腫の手術を受けていたし、もう子宮が持たないところまできていたのも事実でした。

     

    妊娠はやめた方がいい

    命を落とす危険性がある

     

    そう言われかね無いような気はしていたけど、今この段階では分からない。

    転院先の先生の判断次第だなと報告を待ちました。

     

    医師の診察は予想通り、これは無理。かなり危険。死ぬかもしれない。

     

    どう思います?と患者さまに聞かれる私も同じことしか言えないよ・・・と思いながらも。

    胚盤胞できたら考えましょうという話でとにかく治療を進めました。

     

    2回採卵して、1個胚盤胞が凍結。

    以前のクリニックでは何度も採卵するも初期胚しかなかったので、初の胚盤胞。

    そのあとは筋腫を切除。

     

    本当に戻すの?という根本的な話に戻りました。

    もうここまでやった以上、止まることもできないので移植することに進めました。

     

    陽性が出て、その次のタイミングでこちらの予約が入っていたので色々話してと思っていましたが、

    切迫流産のご連絡。

    なんとなく妊娠した瞬間からもう会えないとは薄々感じていました。

    安静に、ただひたすら無事を祈ってました。

     

    結局高血圧症にもなり、2ヶ月入院を余儀なくされ、帝王切開で出産。

    出産の時は、予想していた出血は免れず一度意識は落ち、また生き返ったという恐怖な体験だったようです。

     

    その記憶が薄れる瞬間、私は子供も授かれて、産んであげられて、悔いはない。

     

    いやいや、悔い残るよそれはと今は笑い話にできたけど、死にそうな中で産まれてきてくれた赤ちゃんに

    大きくなったら色々お話するのが今の私の目論みです。

     

    本当、お母さんは頑張ったよ。

    ここからは幸せに、過ごして欲しいです。

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