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  • 卵管閉塞、疎通性をとるかステップアップか

    卵管造影検査…

    痛くて痛くて、誰もが受けたくない検査でした。ネットにもその情報があるから、誰もが受けたくないと思ってしまい、こちらとしてもなかなか進めづらいところです。

    でも直近で最も痛い検査として上がってきたのは、慢性子宮内膜炎の検査です。

    検査の度に涙を流すと言われるとかわいそうなのですが、それでも検査はやるべきです。

    これで着床する方も多いですからね。

    皆さん、避けずに頑張って受けてみてくださいね。

     

    さて。

    卵管が詰まっているお話です。

    卵管が詰まっている場合の選択肢としては、

    ・卵管鏡下卵管形成術を受ける

    ・体外受精に移行

    (完全に詰まっている場合ですが)

     

    卵管鏡下卵管形成術(FT)

    卵管が閉塞している(または狭窄)場合に適応されます。

    もちろんこちらでも手術された方はいらっしゃいましたが、正直もう体外受精に移行した方が早いんじゃないかと

    思うことが多々ありました。

     

    手術を受けられることで自然妊娠または人工授精で妊娠された方もいらっしゃいますが、逆に妊娠できなかった方もいらっしゃいます。妊娠できなかった方の印象が強いので、手術を勧めにくいといいますか、あまり積極的にお話しできることでもないなと思いこんでいます。

    実際に手術をして、卵管が通っているからと2年タイミング法を試されていました。でも結局2年後、体外受精にステップアップ、1回目の移植で妊娠されました。・・・というように、こういったケースが少なからずあったのでやはり手術を勧めにくいものです。

     

    それでも直近で、手術を受けられた方が自然妊娠されました。妊活再開してすぐだったので、それは本当に驚きましたし、嬉しかったです。同時に、手術を受けてうまくいくケースもあるんだなと思い出しました。

     

    できることならみんな、自然妊娠したかったのが本音であって、どれだか頑張っても妊娠しないから体外受精にステップアップしていたことを、当たり前すぎることを忘れていたような気がしました。

    手術自体はそこまで難しいものではないけど、クリニックの先生によってはこの場合、体外受精にステップアップを勧める先生が多いかと思います。それでも卵管の疎通性を良くすることに着目し、手術を勧めたクリニックの先生も単純にすごいなぁと思いました。(体外受精専門クリニックなのに、タイミングで妊娠へ持っていかれたことが素晴らしい・・・)

     

    ただ患者さまはお若かったです。

    でも、子宮頚がんと子宮筋腫があり、その上で卵管が詰まっていました。

    ホルモン値も決して良くないし、AMHも1を切っていた30歳。

    なかなか妊娠しないことと、卵管が詰まっていること、自身の経過として体外受精にいくしかないと思い割と早くに今のクリニックへ行かれていました。

    色んな判断とタイミングが良かったんだと今は思います。

     

    ちなみに、

    卵管が両方詰まっているのに自然妊娠された44歳の方がいました。

    5年ほど体外受精されていたんですけどね。

    何があるかよくわからないのも、妊娠の不思議ですね。

    詰まってたのに・・・なんで?

     

    現況は大事だけど、1つのことに囚われるのも良くないと思わせてくれたケースでした。

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