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  • E2を利用してFSHを下げる

    ホルモンバランスの難しいところで、どうすれば卵成長するのか悩みどころです。

    FSHが高くても成長する場合はある。

     

    スタートが必ず高い患者さま。

    高い時は平均で70、80くらい。早発閉経ではないかと言われています。

    低い時は30くらい。

    それでもクロミッドを飲めば卵胞は成長してくれます。

     

    クロミッドの作用ってすごく簡単にまとめると、FSHを出させて卵胞を育てます。

    と言うことは、本来FSHが高い場合は使うと逆効果になる可能性があります。元々高い状態だと、過剰に反応してどんどん高くなってしまいます。

    出れば出るだけ卵が成長しそうなものですが、実はそうでもないのです。

    FSHは基準範囲みたいなものがあり、月経スタート時のFSHの理想は10以下。10台であれば許容範囲かなと思います。

    低すぎるとそれはそれでかなり育ちが遅くなるのですが、待てばそのうち育つのでそこまで指摘はされません。(卵胞の育ちがあまりに遅いと質が・・・と言う問題はありますが。それはさておき。)

    高い場合は、とにかくどれだけ放出しても卵巣の反応が鈍い。例えが難しいですが、かなり大声で叫んでいる(FSHの量)のに相手(卵胞)に届かない・聞こえないのです。そうなるとFSHが上がれば上がるほど卵胞は成長しません。

    卵を育てるものはFSHの仕事です。なので、クロミッドに関わらず基本卵を育てる薬はFSHを上げます。FSHが高いとどうしても薬を入れることで高くなり、結局卵が育たなくなります。

    が、理論なんですが・・・

    やっぱり人なんで、そうではなかったりすることもたくさんあります。

    FSHは常々高いけど、どこかでガクッと下がる時があったり、その状況をうまく読んで刺激することで卵胞が成長することもあります。そしてそれが薬を服用するのか、注射するのか、はたまた自然に待つのか、その方によって異なります。

    方法が様々ですが、クリニックの方針があります。

    Aクリニックのやり方もあれば、Bクリニックのやり方もある。

    あぁしてくれたらなぁと思うことは度々あって、すごくもどかしい時があります・・・

    色んな考え方があるけれど、時にはフレキシブルに治療の提案をしてくれればと。

     

    余談ですが。

    FSHが高すぎるので、卵胞が育たない。

    卵胞が育ったと示唆されるホルモン、エストラジオール(E2)。このホルモンを上げることで、FSHがうまく下がり結果そこから刺激することで卵胞が育った!と言うケースが最近多かったです。

    不思議な話ですが、卵胞が育つと出てくるE2。卵胞がある程度育ってくるとFSHは下がってきます。

    それをうまく利用し、E2を上げてFSHを落ち着かせることで結果卵胞の育ちが良くなっていました。

    とはいえ、なかなかやってくれないなぁ。この方法、と言うところです。でも効果はあると思うんですけどね。。

     

    カスタマイズな治療を

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